地震速報の提供は、自分たちの身を災害から守る上で
大変重要な情報提供です。
従来の地震速報といえば、各地に揺れが到達後に
地震の規模や震度を伝える、事後の「速報」でした。
しかし、2007年10月1日からは緊急地震速報というものが
一般の人々への提供が開始されています。
この緊急地震速報には、飛行機の離着陸規制や、列車の制御、
さらには施設内の人の避難誘導、津波に関する警告など
地震によるさまざまな被害の軽減が期待がされています。
◆緊急地震速報が提供されるまで…
○地震発生直後に震源に近い地震計でとらえた観測データを解析。
↓
○解析データをもとに、震源やマグニチュードを直ちに推定。
↓
○各地の地震の震度や揺れの到達時刻を予測。
↓
○速報として情報提供。
このように緊急地震速報は、いったん発生した地震を解析してから
可能な限り早く流される速報です。
地震が発生する前に地震の発生を予知するものではないので、
速報を受信してから揺れが到達するまでの時間は、
長くても十数秒~数十秒となります。
また、震源地に近いところでは速報が間に合わなかったり、
短時間でデータを観測・解析・予測している速報なので、
誤差が生じることもあるでしょう。
やはり、緊急地震速報には限界がありますので、
速報の性質をよく理解した上で活用することが大切でしょう。